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エビデンスを無視した迷走 [日記]

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RICOH GR

本当の感染者数はどのくらいなのであろうか。今、出ているのはPCR検査で陽性と判定された者の数である。大半は感染していても無症状、軽症である。そうしたケースが大半のCOVID19、それをいつまでも感染症の脅威と捉えていることは滑稽ですらある。

政府の設けた分科会からは、集団免疫の形成について発信はない。日本医師会などは一層の感染防止対策に協力を国民に呼びかける際に、COVID 19が「別格の脅威」としているが、それは国民の脅威ではなく、病院経営の脅威として訴えているのだろうかと勘ぐってしまう。

感染すれば必ず重症化し死に至ることはほぼない感染症に過剰な対応をしているのが現状である。

確かに重症の感染者を受け入れている病院は、医師も看護師も消耗の激しい状態に追い込まれているのだろう。それは想像に難くない。しかし、感染者を受け入れていない病院は、暇そのものである。これまで不必要に通院していた高齢者が病院に行かなくなって、収入が激減しているようだ。

この事態でも、医師会会員の開業医の大半は、COVID19の診療、治療で疲弊しているわけではないのだ。月一回、かかりつけ医に行き、血糖値の安定と尿酸排出のための薬を出してもらっている私には、そのことが良く分かる。

そもそも医師は、開業医と勤務医で相当、収入の格差がある。若い勤務医など、無給で働かされているという事態も報じられてきた。開業医はといえば、診療科にもよるが、週休二日で高齢者を相手に確実な収入が確保ができていた。少なくとも、コロナ以前は。

私は30年近く、ワインを飲んできているが、基本はデイリーワインである。時々、ワインの評価を書き込んでいるサイトを見にいっているが、結構な確率で開業医のワイン談義のブログに出会う。そこで良く飲まれているワインの価格は一本で、それこそシングルマザーが1週間働いてようやく手にする収入と同レベルである。それを持ち寄りワイン会を開き一夜にして数本開けていることが、嬉々としてつづられている。

医師会会員の開業医は、私たちの棲む世界など、これまで関心を持たなかった。来院者は保険制度に支えられた収入源である。昨日、日本医師会会長らが記者会見をし、『医療の緊急事態宣言』を発出したが、それを私たちがどう捉えるかは、私たちで考えさせてもらう。

COVID19の死亡者の平均年齢は、80歳近くだという。致死率は欧米の100分の1のレベルだ。これを1、2類相当の対策を要する指定感染症しているから、過剰な対策を講じなくてはならず、受け入れている医療現場が消耗する。いち早くインフルエンザ相当の5類に引き下げるべきだろう。インフルエンザでの死亡者は年間3千人ほどだという。昨年1月からのCOVID19の死亡者とほぼ同じではないか。

それこそこのウィルスの正体であり、エビデンスである。実効再生算数が1前後で安定している今こそ、感染症指定の見直しを行い、現場で奮闘する医療従事者、保健所の負担を軽減すべきである。

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