写真日乗2013/02/13〜北朝鮮と中国の関係〜 [Carl Zeiss C Biogon T* 21mm f4.5]
撮影:2013/02/13 東京大手町
GXR + GXR MOUNT A12 Carl Zeiss C-Biogon 25mm f2.8 ZM
昨日の昼、北朝鮮は3度目となる地下核実験に実施した。金正恩体制になってから、ミサイル打ち上げ実験に続く、軍事力の誇示である。米国を交渉の場に引きずり出すための、いわゆる瀬戸際外交の一環であるが、この実験でさらなる技術の向上が確認されれば、北朝鮮は実際にミサイルに核弾頭を積む発射の準備をすることになり、米朝関係はますます険悪化する。
今回中国は、再三にわたり、核実験の中止を北朝鮮に働きかけたというが、それも実らず、中国国内には、北朝鮮非難の世論が高まっているようだ。しかし北朝鮮の体制が、米国がイラクやアフガニスタンで見せたような軍事行動によって倒れることを、もちろん中国は望んでいない。中国は、北朝鮮と外交関係のある数少ない国として、ともかく「静かにしていてほしい」と願うのみか。
南北統一の国家が北朝鮮の崩壊によって実現すれば、中国は、米国と同盟関係のある韓国と国境を接する関係となる。先日の米韓合同軍事演習がメディアに公開されたが、米中の緩衝国としての北朝鮮の価値を東アジアの安全保障いう視点でみると、どのように評価できるのであろうか。
2013-02-14 14:57
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