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写真日乗2014/02/08~大雪が降った日に~ [D3]

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撮影:2014/02/08 横浜市・鶴見
Nikon D800 AF-S Nikkor 80-400mm f4.5-5.6G ED VR

東京都心で20年ぶりに積雪が20センチを超えた。未明から深夜まで、ずっと雨にならず降り続いた降雪は、ここ20年ほどでは記憶にない。
大陸から南下した高気圧が、関東から見ると北に位置し、太平洋側にその一部が出たために、南岸低気圧も速度が遅くなり、高気圧から東寄りの北風に乗って寒気が南下した。こうなると、関東南部は大雪になる。しかし、気象庁はそこまでの予報ができていなかったように思う。先週の木曜日、金曜日あたりでも、10〜15cmほどの予報をしていたので、おそらく、こういした気圧配置の気象状況を予想できなかったのだろう。
私が小学4年か5年の冬に3日間、関東南部で雪が降り続いた大雪があった。この時の気圧配置もこのような感じだったと思う。私が、気圧配置というものに興味を持った時期のことなので、もちろん調べないと確かなことは言えないが、東京に大雪を降らせる、普段、目にしない珍しい気圧配置をシミュレートしておかないと、気象庁はまた間違える。


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写真日乗2013/09/08~祝 東京五輪2020決定~ [D3]

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撮影:2013/09/08 横浜市・鶴見
Nikon D800  AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G

ともかく東京となった。まずは、「おめでとう」と太田雄貴に言いたい。彼にインタビューしたとき、彼が競技を1年休んで取り組む、その強い気持ちを感じた。「まだ自分は2020年に現役で競技を続けているかもしれない」と言っていた。そうした気持ちが、IOC委員に伝わったのだろう。
一か月ほど前に、「プレゼンテーションには、美人のアスリートが必要だ」という声を聴いた。「決め手は、女性の笑顔と海外の女性たちが喜ぶ観光拠点だ」という話も聴いた。女性の笑顔は、高円宮妃殿下と滝川クリステルが十分、示した。ふたりとももちろんアスリートではなかったが、しっかり役割を果たした。
やはり、福島第一原発の汚染水漏れについて、政府の責任を明言した安倍総理のプレゼンテーションは効いた。昨晩、プレゼンテーションを聴き終えたとき、勝ったと思った。
しかし、福島のことは忘れてはならない。否、政府はひとまず東京五輪のことは忘れて、福島第一原発の汚染水対策に注力すべきだ。政治は一手一手だ。五輪招致はもう終わった話で、次の一手は福島第一だ。


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写真日乗2013/07/22~1年ぶりの磐越西線、その3〜 [D3]

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撮影:2013/07/20  福島県・喜多方市
Nikon D3 AF-S VR Zoom-Nikkor 70-200mm f2.8G

上り最後は、山都での停車中に列車を追い抜き、慶徳坂のお手軽なポイントで撮った。人気のポイントも、夏は撮影者が減るので、車を止めやすく、ポジションも確保できる。とはいえ、お手軽ポイントでは、ありきたりの写真しか撮れないし、慶徳坂もトンネルに近いあたりだと完全燃焼でこの時期は薄い煙しか期待できず、案の定、その通りの平凡な写真になった(ゆえにここではアップをしない)。しかし軽快なブラスト音を響かせて坂を上ってくるC57をすぐそばで見て、感動した。ここでは、久しぶりに旧知のフォトグラファーに会い、しばし歓談。嬉しい再会だったが、彼も忙しく、磐越西線は1ヵ月半ぶりだという。まあ私は1年振りだが..。
その後、山都の蕎麦屋「萬長」でせいろ二枚を食し、お土産の蕎麦、地元の野菜を買って、若松方面に車を走らせた。そのまま帰ろうかと思ったが、豊川付近のお気に入りのポイントで下りを撮ってやろうと考えロケハン、幸い、線路ばたの草も気にならず、サイドビューを狙ってみた。
電化区間であり、バックもうるさいので流してみたが、まだ光のある午後4時前にスローシャッターにするには、なかなか厳しい。NDフィルターを持っていかなかったことを悔やみつつ、カメラの設定でぎりぎり流しとなったが、まあまあのものが数カット撮れた。


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写真日乗2013/07/21~1年ぶりの磐越西線、その2〜 [D3]

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撮影:2013/07/20  福島県・喜多方市
Nikon D3 AF-S Zoom-Nikkor 70-200mm f2.8 G

三川IC付近の有名ポイントで、行きがけの駄賃の撮影をしたあと、西会津ICを降りてしばしロケハン、西会津中学校のグランド付近が良いポイントだと聞いていたが、初めてきたため、学校内へは少々、入りにくく諦め、ここまでやってきた。川沿いの道は、舗装はされているものの、土砂崩れなどの危険性の高いところで、荻野に近づくと阿賀野川水面すれすれとなるので、増水時は絶対に入れないところだ。このところ雨が続いていたため、阿賀野川の水位は高く、しかも水色は茶褐色で、このあたりがまだ梅雨明けしていないことを実感した。
その川沿いの道をほんの少し山側に登るとこのポイントがあるが、ここも有名ポイントのひとつである。しかし今日は、私ひとりだった。こんな日も珍しい。足下の夏草だけではなく、広葉樹の葉も繁る夏真っ盛りの図であるが、撮影をしている小さな棚田には稲は植えられてなく、さびしい気持ちにもなった。


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写真日乗2013/04/15〜写真の下手な撮り鉄たちへ〜 [D3]

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撮影:2009/0214  千葉県・市原市
Nikon D3  Ai AF Zoom-Nikkor 18-35mm f3.5-4.5 D

TBSが日曜日の昼に毎週放送している「噂の東京マガジン」で、昨日、撮り鉄の愚行を問題とするリポートが放映された。「線路内に入って列車を止める」「撮影の邪魔だと言って人をどなる」「邪魔な木を切る」「ゴミを捨てていく」などなど。
こうした問題行動は、40年以上前から鉄道を撮っている私の見立てでは、いわゆる経験の浅く、撮影技術のない「にわか鉄」のしわざであると断言できる。
鉄道写真家、広田尚敬氏は、番組のなかで、「自分しか撮れない写真を撮れ」という趣旨のことを言っていた。
例えば、この写真である。これは千葉で何十年ぶりにか走ったC57の試運転時の写真だが、みな機関車と客車を画角のなかにきれい収めようと、何時間も前に場所取りをして列車を待っている。その一方で、私などは、すこし引いて社会風刺的な狙いを最初から考えていた。気温は高め、煙は期待できない平坦区間である。SLの撮影に欠かせない煙も蒸気も期待できない。そこでなんとか、人をからませながら賑わいを出したいと思って出かけ、待っているところに、この家族が来てくれた。そのおかげで、こんな画がものにできたのである。
「人の入る写真は絶対に許せない」という視野に狭さを克服できないかぎり、鉄道に限らず、写真はうまくならない。広田氏も番組のなかで、「撮影に当たって必要なのは謙虚さと、こういう写真を撮るんだと決めてかからないこと」だと言っているが、鉄道写真は一期一会である。ある程度の幅をこころに持たせることがとても大事である。ともかく、現場で考えることである。


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写真日乗2012/09/14~中国国内から退去せよ〜 [D3]

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撮影:2012/09/14  横浜市
Nikon D3 AF-S Nikkor 50mm f1.8G

2年ほど前まで、近所に住んでいた親しいご家族がいま北京にいる。ご主人が一流企業のSEで、上海に2年いて、今年北京に移った。北京に移ったとき、上海との違いに戸惑い、すこし気持ちが落ち込んだというメールをもらった。気候は極端に暑くなり、そして寒くもなる北京は、この国の国民性を示しているようにも思う。そしていま北京では、暴徒の群れが拡大し、日本人は外出もままならない状況が続いている。
その家族には小学校と幼稚園に通う二人の男の子がいるが、反日の意味はまだ分かるまい。貴重な体験と言うには危険すぎるので、早く帰ってきて欲しい。各企業とも対策本部を置き、少なくとも家族の一時帰国を急がせているのではないか。
それに引き替え、日本にいる中国人たちは暢気なものだ。昨日の出勤時、満員電車の中でそれなりに聞こえる大きさの声で、中国人カップルが笑い声であげながらずっと話をしていた。日本人が彼ら彼女らを殴りとばすことはなかろうが、気分のよいものでないと感じた者は多かっただろう。
本来の日中関係、隣国同士の関係、日中国交回復40周年の今年、そのことに日本人が気づかされた。それが最大の収穫だったようだ。相容れないものを心のなかに持つ、隣国の人々とどう付き会うのかということだ。


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写真日乗2012/08/13~熱波来襲~ [D3]

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撮影:2012/08/10   群馬県・高崎駅
Nikon D3  Ai AF Zoom-Nikkor 18-35mm f/3.5-4.5D

日本海に寒冷前線が入る、この時期、特有の天気図となった。こうなると日本海側から局地的な豪雨、雷雨となる。東進する発達した雲の仕業であるが、神奈川、東京あたりは南西風が強まるばかりで、なかなか雨が降らない。ちょうど西側に箱根や丹沢、秩父の山々があって、雲が霧散してしまうのだ。それは冬に寒気が南下し、日本海側で大雪を降らす雲が、日本アルプスや上越国境の山々をおかげで消えてしまうのと同じだ。
今日の横浜には、とても外には出られないほど、熱波が南西風に乗って襲来した。気圧配置は基本的に、これから一週間ほど変化はなかろう。熱帯夜が続き、夕方になっても気温はなかなか下がらぬ毎日はつらいが、もう秋は近くまできている。


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写真日乗2012/08/10~一体改革が成立~ [D3]

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撮影:2012/08/10  群馬県・高崎駅
Nikon D3  Ai AF Zoom-Nikkor 18-35mm f/3.5-4.5D

消費税率引上げを含む、一体改革法案が成立した。一体改革とは名ばかりであることは周知の通り。高齢者医療は手つかずだし、年金も将来世代が安心できるようなものにはなっていない。
消費税率引上げで消費(あるいは住宅建設のような投資)は、駆け込みが生じる。その規模はせいぜいGDPの2%分くらいか。しかし復興需要で高まる内需に、新たな押し上げ要因が加わる。財政政策としては、ある程度、裁量の余地も出てくるので、実質2%、名国3%成長への道を歩ませる絶好の機会だ。
「消費税率が上がるのだから、景気は冷え込む」とみるのは早計である。いったん緩めた財布の紐がなかなか締まらないのは、経済学で、「ラチェット効果」といわれる。確かに高額の消費は消費税率が上がる前に行われようが、その額を含めた家計の消費が、その後の消費行動を決めてゆく。少額の消費も積み重なれば、しっかり内需を支えるのだ。
そういう議論が最後まで行われなかった国会、素人集団の議員だからゆえの混迷である。


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写真日乗2012/07/21~見附にて~ [D3]

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撮影:2012/07/21  新潟県・見附市
Nikon D3 AF-S 50mm f1.8G

長野から雨中、移動し、昨晩遅く見附に着いた。ここは2年ほど前に、政府のある賞の審査のため、市内の小学校の緑化の状況を視察した。この街は、小学校だけではなく、花に飾られた街を目指しているのだ。
ここは「みつけイングリッシュガーデン」だが、気温が低いせいもあり、かなり多くの種類の花が咲いていた。管理もしっかりしているようで、じっくり見てゆけば楽しめそうだ。
しかし今日は、磐越西線のC57を追う。朝食後、10分ほど園内を散策し、30カットほど撮って早々に引き上げた。
花づくりは、根気が大切である。どうしてもうまくいかないものもあるが、試行錯誤していくことで、土地に合った栽培方法は見つかる。私にとっては趣味の世界なので、失敗も楽しいものだが、このような本格的なガーデンを仕上げるには、苦労が多いことだろう。そのことは、十分、理解できた。


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出区点検という間 [D3]

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出区点検は小一時間かかる。それが蒸気機関車を動かすために必要な間なのだ。間のない現代社会には、この間を見つけられる場面にあえて出会にいくことが必要だ。その場その場で適当にとはいかぬ仕事をしたいものだ。
Nikon D3
Carl Zeiss Distagon T* 35mm f2.0 ZF


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