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写真日乗2012/09/14~中国国内から退去せよ〜 [D3]

20120915_d3x0706
撮影:2012/09/14  横浜市
Nikon D3 AF-S Nikkor 50mm f1.8G

2年ほど前まで、近所に住んでいた親しいご家族がいま北京にいる。ご主人が一流企業のSEで、上海に2年いて、今年北京に移った。北京に移ったとき、上海との違いに戸惑い、すこし気持ちが落ち込んだというメールをもらった。気候は極端に暑くなり、そして寒くもなる北京は、この国の国民性を示しているようにも思う。そしていま北京では、暴徒の群れが拡大し、日本人は外出もままならない状況が続いている。
その家族には小学校と幼稚園に通う二人の男の子がいるが、反日の意味はまだ分かるまい。貴重な体験と言うには危険すぎるので、早く帰ってきて欲しい。各企業とも対策本部を置き、少なくとも家族の一時帰国を急がせているのではないか。
それに引き替え、日本にいる中国人たちは暢気なものだ。昨日の出勤時、満員電車の中でそれなりに聞こえる大きさの声で、中国人カップルが笑い声であげながらずっと話をしていた。日本人が彼ら彼女らを殴りとばすことはなかろうが、気分のよいものでないと感じた者は多かっただろう。
本来の日中関係、隣国同士の関係、日中国交回復40周年の今年、そのことに日本人が気づかされた。それが最大の収穫だったようだ。相容れないものを心のなかに持つ、隣国の人々とどう付き会うのかということだ。


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コメント 2

にしざわ

<p> 考え方にちがいこそあれ、腹が立てば、殴ってもいいというのは、野蛮なことだと思う。</p>

<p> キリスト教社会では、長いこと異端は人ではないので動物とおなじというような風潮があったし、中国はいわゆる「中華思想」があるから、周りの民族と自分たちはちがうという気持ちもあるのだろうけれど。</p>

<p> そういう、選ばれたものだから、雛にいる連中は虐げてもいいというのともちがう、単に「許せない、壊してやれ」ということを許容できるというのは、「野蛮」だと思います。</p>

<p> でも、そういう人たちとであっても、国際社会というのはやりとりしなければいけない。相手が同じく紳士的であるわけではないということを、あらためて意識しなければいけないなと思う、そんなここしばらくの出来事だなと思います。<br />
</p>
by にしざわ (2012-09-15 17:34) 

HIRO1957X

<p>>にしざわさん</p>

<p>中国国内の民族問題は、未だ解決できず。だから、共産主義のもとで対外的に強硬な路線をとり続け、国体を維持しているわけです。</p>

<p>中国が、これほど長きにわたり、ひとつにまとまった期間は歴史上ないので、これ以外、方法がないわけです。</p>

<p>中華思想的なものは、どの国でもあるのですが、「いまが問われている」という意識を中国人が持てるかでしょうね。そうしないと、数年はこの体制はもたないです。</p>

<p>中国共産主義の崩壊は、実は日本にとっても喜ばしいことではないのですよ。<br />
</p>
by HIRO1957X (2012-09-17 19:13) 

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