写真日乗2014/03/11〜欠かせない緑の創出〜

撮影：2014/02/03  東京・丸ノ内
Leica M9-P Summilux-M 50mm f1.4 ASPH.

ここでも何度か書いているが、東京の中心部、いわゆる大丸有地区は、この数年、連鎖型の再開発が行われている。国有地の払い下げを受ける形でそれを種地とし、古いビルを持つ地権者にそこに移ってもらいながら、行く先でも、移転した跡でもビルをまとめたり高層化していくという手法である。現在も、地区数で言うと６地区が整備の真っ最中で、このあといくつかの計画も控えている。
しかし、地価の高いこのあたりは、最近、都内でも積極的に行われている緑化が十分ではない。昨年10月に、「大手町の森」（OOTENOMORI）が竣工し、３，６００㎡ほどの緑地が創られれたが、毎日そこを通勤する者から見ると、宣伝文句ほどの規模ではないとわかる。
いま整備中のお堀沿いの一六計画では、公開空地上でそれなりのボリュームの樹木が植えられることになっているが、先行して竣工した再開発ビルには、この写真のような緑しかないのが実態である。これは、近くに緑あふれる皇居があるためだろうか。ビルで埋め尽くされている感のある大丸有ではこれから、意識的に緑を創り出す努力が求めららるのだろう。

写真日乗2013/11/22～マラソン、非強化月間～

撮影：2013/11/22　東京・丸ノ内
Leica M9-P Summilux-M 50mm f1.4 ASPH.

10月最終週のマラソンで失敗し、その後、左脚ハムストリングの治療を続けているが、もう一歩のところで、なかなか完治しない。ゆっくり走っているときには問題はないが、ほんの少しスピードを上げると、張りが強くなり、臀部の筋肉が痛み出す。鍼治療やマッサージは毎週受けているが、まさに牛歩の歩みという感じである。
ランニングを始めてから、数え切れないほどの箇所で故障を経験した。致命的なものに近い故障もあった。それらをなんとか治して走り続けてきたが、肝心なのは痛みが出ているときにはむやみやたらと走らないことだ。痛みの原因は様々だが、トレーニングやレースで痛めた場合は、とりあえず休むのが一番なのである。
暇だと走ってしまうのがランナーというものである。そこでお勧めしたいのが、他の予定をどんどん入れることだ。もちろんレースなどは、仲間との駅伝を含め、すべてキャンセルし、そのキャンセルした日に、他の好きなものに時間を割くようにすることだ。
他の好きなことのない人は、電車にでも乗って、知らない街を歩くのもよいかもしれない。歩いていても痛みが出るような状態ではお勧めできないが、歩くことが有効な治療法になる場合もあるのだ。
まだシーズンは始まったばかりなので、私のようにいま痛みが出ている人には、春シーズンでの復活を目指して、少し休んでみたらいかがか。