SSブログ
Summicron 35mm f2 ASPH 第5世代 ブログトップ
前の10件 | 次の10件

2013/06 短歌作品「F1」 [Summicron 35mm f2 ASPH 第5世代]

  二十キロ先にF1あると聞き四つ辻まがればクルマあふるる

  Jビレッジに若き女性ら働きぬほほえむ眼に使命感見ゆ

  線量計胸ポケットに入れマスクして手袋をして靴カバーを履く

  ピンク色のビニールしっかり張られたるバスのシートに初夏の陽のさす 

  田植え済みし二枚の試験田の見ゆ除染は進む今日芒種なり

  コナカには放置されたるジャケットのあまた吊され東風に吹かるる 

  空間線量右肩上がりとなるあたり海霧せまる仏浜かな

  全域が管理区域のF1に唯一非管理区域の棟内 

  廃止という言葉えらびてF1の所長動かぬプラントの長

  「線量は一千三百・・・」大海原のぞむタービン建屋の前は 

  三メートル高きところに建つ五、六号機無傷は神の差配か

20130608l1001858
撮影:2013/06/08  東京・半蔵門
Leica M Monochrome Summicron-M 35mm f2.0 ASPH.


nice!(0)  コメント(0) 

写真日乗2013/05/13~謝ってしまうということ~ [Summicron 35mm f2 ASPH 第5世代]

20130511l1001734

撮影:2013/05/11 川崎市
Leica M Monochrome  Summicron-M 35mm f2.0 ASPH.

日本マクドナルドHDの原田社長は、辣腕経営者として有名だ。IT産業出身者だが、デジタルよりも人間と人間の関係を重視しているという趣旨のことを「日経ビジネス4.29-5.6合併号」で語っている。
しかし、マクドナルドの業績は陰りが出ており、立て直しが急務だが、その業績悪化について、記者会見であっさりと自分の失敗を認め、集まった記者たちを黙らせてしまったという。
ネットでは、四六時中、書き込みがなされ、根も葉もないことが転々流通し広がってしまう。それを逆手にとって、ツイッターやフェイスブックを利用している経営者は多いが、対人的なコミュニケーションの方が、悪いニュースの場合、うまく終息できるようだ。
昨日も、仕事で部下がぬかり、関係者からおしかりを受けたが、私の方で最初に謝ってしまった。事の経緯は詳しく書けないが、「私も知らなかったことが起きてしまった。私の責任だ」といったら、文書での謝罪は必要ないということになった。別に文書で謝罪してもよかったが、文書にすることで、双方の間で曖昧にしておいた方がよいことも白日の下にさらされてしまう。ゆえに、文書にするかどうかはその時々、判断した方がよいだろう。それよりもまずは、一番腹を立てている者ととことん話をする。結果的には、この方法がしこりを残さずに済ませることができるようだ。
期せずして、原田社長と同じ方法を取って事なきを得た今日のことは、肝に銘じておきたい。


nice!(0)  コメント(0) 

写真日乗2013/05/11~食事処の評判と味~ [Summicron 35mm f2 ASPH 第5世代]

20130511l1001731

撮影:2013/05/11 川崎駅
Leica M Monochrome  Summicron-M 35mm f2.0 ASPH.

外食の各店の評判を書き込む、いわゆる口コミサイトが盛況だが、訴訟も起きているという。悪い評判を書かれ営業に支障を来したという店主が書き込んだ自称グルマンを訴えた。
書き込まれた悪い評判が根も葉もないかどうかは、もちろん供した店と食べたグルマンが直接話さないと決着は付くまい。ネットの大きな問題は、レベルの低い味覚(本当の味覚を持っているものなど100人に1人いるかいないかだろう)や拙い経験(最高峰の料理を食べていない者が大半)でも、容易に書き込めるということだろう。
それに加えて、所詮、庶民の行く安い店は、食材の等級が低いものを使うので、素材自体のうまさはない。夜で一人3〜5千円の店の口コミは、それぞれの店の味付けに対するグルマンたちの好みが示されているだけ、といって良かろう。そのようなものをベースに店を選ぶのは、ある意味、情けないことだと思い。
しかし、今日の夜食べた外食チェーンの定食はまずかった。調理がなっていない、ということにつきるのだが、まずせいろ蒸しのご飯がなかで冷たく硬いままになっていた。おそらく冷凍物をせいろに入れてレンジで温めているだけなのだろう。またとんかつは衣が焦げていてかりかりのジャンクフード的な状態だった。しかも裏面はべっとりと水分を含んでいる状態で、衣にさくさく感は全くなかった。どうやればこうなるのか、想像もつかないほどだ。
しかし、私はその店の料理を口コミサイトに書くつもりはない。ただただ、二度と行くまいと誓うのみである。私も家内も、料理をつくることが好きで、基本は分かっているので、自ら良い食材を買ってきて、自身の手で丁寧につくり、吟味して選んだワインと合わせて食すのが結局のところ、安上がりで満足度も高いということが確認できたわけだ。
コンサートの帰りで仕方なく入った店で、お金をドブに捨てることになったのは、結局のところ、自分の責任なのである。


nice!(0)  コメント(0) 

写真日乗2013/05/09~組織人になるということ~ [Summicron 35mm f2 ASPH 第5世代]

20130509l1001718

撮影:2013/05/09 横浜市・鶴見
Leica M Monochrome Summicron-M 35mm f2.0 ASPH.

就活をしている学生が都心部で減ったということを書いたが、眺めてみると、まだかなりの数の学生が就活の最中のようだ。みな必ずしも明るい顔ではあらず。何社かで落とされた後、まだ採用選考が終わっていない企業を急いで回っているようだ。
採用選考が終わっていない企業は、業績の良い大企業ではないだろうが、東京都心に本社をかまえているそれなりの規模の企業だ。学生から見れば、やはり寄らば大樹である。その大樹のもとで必死に自己PRをしているというところが目に浮かぶ。
組織は、それぞれの理念、経営方針に基づき、固有の業務フローが確立され運営されている。その仕組みは強固で柔軟性にかける面が少なからずある。その中に実態もわからぬまま飛び込むのが、組織人になるということだ。特に、入社後10年くらいは、丁稚奉公に近い業務習得の期間にあてられる。いわゆる、雑巾掛けである。
むかしあるシンポジウムで、「あなたは組織人だから、一人で事業を興し、一人で苦労している大変さがわかっていない」と突如いわれ、困惑したことがあった。私が30年以上勤める組織は、総勢200名ほどの小さな所帯であるが、組織そのものである。私も雑巾掛けに勤しみ、組織のしきたりを覚え込んだ。
しかし重要なのは、経験を重ねるなかで、個々の感性や能力を磨いていくことだと思う。個人事業主とそのあたりはあまり変わらない。生きていくためにはお金が必要であり、そのお金を市場からこちら側に落とせるようにならなければ、組織人であろうと一個事業者であろうと生きてはいけない。
「就職などせず、無数に存在する社会的課題を解決する会社やNPOを自らつくってしまえばよい」と学生に助言をする人もいるが、ゼロから一人で行うのはいまの大半の学生には無理だと思う。まずは自分を磨き確立すること。それは、組織に入っても求められることなので、何年か経験を積んだあとで起業したり、NPOを設立しても遅くはない。


nice!(0)  コメント(0) 

写真日乗2013/04/29〜久しぶりの舟釣り〜 [Summicron 35mm f2 ASPH 第5世代]

20130428l1112656

撮影:2013/04/28 横浜市・鶴見
Leica M8.2  Summilux-M 35mm f1.4 ASPH.

私はすでにマラソンのシーズンオフに入っているが、連休となるとやはり走りたくなる。風香るこの季節は、ゆったり走るに限る。今日も、朝から15キロほどのんびり走り、気分良く自宅で食事をしていたが、思いの外時間が早く、昔良く通っていた地元の船宿が出している午後半日のアジ釣りに出かけた。12時半出船で、4時過ぎまで釣らせてもらい5千円である。
東京湾のアジというと黄アジがブランドアジとして有名だが、小さくても上品な脂が乗っている。横浜沖のアジ釣りは、水深20mあたりのポイントに碇を下ろして舟を止め、釣り人が鰯のこませを撒きながら、2本のムツ針にアオイソメをつけて狙う。こういう釣りは、群れが回ってきて舟下に魚が付くと素人でもどんどん釣れるが、このところ、そうのような良い状況に出くわすことはほとんどなく、腕の差が出る難しい釣りになっている。
今日も、目の前の舟ではトップ5尾と厳しかったが、こちらの舟はトップ36尾、私も20尾ほど釣り上げて、充実した釣行となった。もちろん40も50も釣れれば、近所におすそ分けもできるが、このくらいの数が釣りをしていて面白い。
いうまでもなく、東京湾の小物釣りは、道具が大事である。因みに、竿は神田・桜のライトタックルを使ったが、当たりが取りやすく、しかも魚がばれにくい。貸し竿で釣っていた親子連れはほとんど釣れておらず、東京湾の小物釣りはマニアックな世界だということがわかる。


nice!(0)  コメント(0) 

写真日乗2013/03/31〜年度末は日曜日〜 [Summicron 35mm f2 ASPH 第5世代]

L10014641_2

撮影:2013/03/31  横浜市・幸が谷公園
Leica M Monochrome Summicron-M 35mm f2.0 ASPH.

今年度は、本日で終わり。日曜日が年度末の日というのは、ある意味、感慨深い。安倍総理もモンゴル訪問中。市場が金曜日に閉められた時点で、企業人は安心して、年度末の週末を過ごしたことだろう。
貸借対照表上に売るに売れず残さざるを得なかった保有株の評価損を計上しなくても良い状況になった企業は多い。それに円高が加わり、国内生産、輸出をベースに事業を構築している企業の円ベースで行う損益計算書は、かなり余裕のある数字が並ぶ。
アベノミクスは、期待だけで景気を動かしているという見方があるが、それは正しい。しかし、政治とはそういうものだ。もはや財政拡張路線はとれない。消費税率引き上げは確実に行われ、それにより高齢化社会への対応に係る財政支出を確保しつつ、無駄な経費は削減しながらプライマリーバランスの改善に取り組む。その中で民間企業に将来展望を示すのが政治の役割なのだ。
政府が、民間企業に対して新規事業の開始や研究開発、設備投資の拡大、それに伴う雇用増大を促すためには成長戦略が不可欠である。企業の決算は、数字である。数字だけで企業の評価が飛躍的に高まるわけではない。新技術を組み込んだ新製品の展開や新しいビジネスモデルによる新しい事業が評価され顧客がついてはじめて、日本は失われた20年から脱却できるのである。


nice!(0)  コメント(0) 

写真日乗2013/03/27〜有給休暇の日は雨〜 [Summicron 35mm f2 ASPH 第5世代]

L10013321

撮影:2013/03/27  横浜市・鶴見
Leica M Monochrome  Summicron-M 35mm f2.0 ASPH.

久しぶりに有給休暇を取った。実際には、何度か、休暇扱いにした日があったが、たっぷり一日、自宅で休んだのは本当に久しぶり。朝から雨模様で、もちろんランニングはせずに午前中を過ごした。昨夜は深夜、サッカーの日本代表の敗戦を目の当たりにしたが、「天狗にならないようにね」という神様の差配だろう。
私の有給休暇の日が雨なのも、「ランニングなど、するなよ」という神様の差配だと思う。
何曲か普段聴かない20世紀のシンフォニーのCDをかけ、銀座の歌舞伎役者のお練りをテレビで観て、その後、昼食、雨上がりの花に乗る雫を何カットか撮って、買い物に出かけ、大きな荷物でふらふらしながら帰ってきた。
さすがに四本のフルマラソンを走ったシーズンを終えて、身体はとても疲れている。


nice!(0)  コメント(0) 

写真日乗2012/08/22~民主主義を壊す総理の直接面会~ [Summicron 35mm f2 ASPH 第5世代]

20120819l1111472
撮影:2012/08/20   横浜駅地下街
Leica M.2 Summicron M 35mm f2.0 ASPH.

枝野経産相すら反対していた反原発デモの主導者たちと野田総理が面会した。30分とはいえ、総理大臣が面会した事実は重い。この「重い」という意味は、代議員制の民主主義を否定することにつながりかねないという「危うさ」を感じさせるからだ。
国民を代表する議員が国会で時間をかけて議論し、それを議員内閣制のもとで選ばれた総理が受け止め政策として決すればよいのがこの国の仕組みである。何十万か知らないが、圧力をかけて為政者に迫れば物事が自分たちの思うがままになると考えているとすれば、それはそれはこわいことだ。日本は、民主化の遅れたアラブ諸国や一党独裁の中国ではない。
ひげズラでデモに参加したままの姿で私たちは仕事には出られないし、ましてや総理大臣と面会することはできない。そのような市井の者ではない、日々、どのような仕事をしているかわからない者を市民グループの代表として、ある種の特権を与えてしまったわけである。その「重さ」、あるいは「危うさ」を官邸の面々は認識しているのだろうか。
これまでも、この国の「危うさ」は、こうした情緒的かつ扇動的な動きから深まった。彼らにとって、原発事故は天から降ってきた、体制打倒に向けた好機なのだ。純粋に原発に反対する市井の者がそこに巻き込まれているとすれば、早く気付いてほしい。騙されてはいけない。

ーーー写真は後ほどアップしますーーー


nice!(0)  コメント(0) 

写真日乗2012/08/18~この夏の3冊~ [Summicron 35mm f2 ASPH 第5世代]

Up_web_1111254
撮影:2012/07/21  新潟市・秋葉区
Leica M8.2  Summicron M 50mm f2.0 ASPH.

今年も昨年に引き続き、約2週間の休みを取り、恒例の夏のランニング・トレーニングをしたが、前半は倫敦五輪があり、テレビを観る時間がいつもの夏より多かったように思う。そのなかで、この休みの間に読み出したのは、「見残しの塔」(久木綾子)、「父・金正日と私」(五味洋治)、「歌舞伎道」(小山観翁)の三冊である。
「見残しの塔」は、この新潟県の村松に住むこのおばさんに教えてもらった久木綾子の代表作だ。なにやら歌舞伎の演目のネタ本にもなりそうな話で、毎日、楽しみにしながら読んでいる。平家の落人が、いかに平家の血を後世に残そうとしたかがよくわかる。
「父・金正日と私」は、文藝春秋にも掲載された、日本のジャーナリストと金正日本人のメールのやりとりとインタビューの記録。北朝鮮という国の一端が、中国マカオに住む正日嫡子の男から読み取れる。「世襲には反対」という正男の意見は、金家世襲により特権を得られる者たちの前では無力なのか。
「歌舞伎道」には、「歌舞伎通になる本」という副題が付けられている。歌舞伎検定なるものにも関心があるので、基礎は押さえておきたいと買ったはみたが、膨大な歌舞伎の様々なことに感心しながら読み進めている。


nice!(0)  コメント(4) 

写真日乗2012/07/27~スペインに勝つとは~ [Summicron 35mm f2 ASPH 第5世代]

Up_web_1111287
撮影:2012/07/26  東京・日比谷
Leica M8.2   Summicron M 35mm f2.0 ASPH.

勝ってしまった、あのスペインに。A代表の強さは、U23は無関係というわけではないだろう。研究不足か。軽く勝つことは考えていなかったろうが、極論すれば、初戦は引き分けでもよい。けが人を出さず、レッドはもちろんのこと、イエローカードももらわないように戦えば良い。それが優勝を狙うチームの戦術だ。それをやり損ねたのがスペインだ。
レッドカードもイエローカードも出されてしまった。これでモロッコもホンジュラスもスペイン戦に勝ちに来る。それでも、勝ちきれるか。
さて日本は、けが人を出した。中二日で怪我の選手を出場させるのか。次のモロッコ戦は引き分け狙いのかたいゲームプランの方が良いのではないか。それができるのなら、日本も本物だ。そして、ホンジュラス戦でベストゲームをし、快勝して決勝トーナメントへ勢いをつける。
まあ、捕らぬ狸の皮算用、それも楽しい、母国でのサッカー五輪である。


nice!(0)  コメント(0) 
前の10件 | 次の10件 Summicron 35mm f2 ASPH 第5世代 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。