写真日乗2012/09/05～さびれゆく商店街〜

撮影：2012/09/02  横浜市・鶴見
Leica M7  Voigtländer NOKTON Classic 35mm f1.4 SC
Ｆｕｊｉ Pro160Ｃ

閑散とした日曜の夕方の商店街、もはや商店街としての体を成していない。空き店舗も多いが、最近、貴金属買い取りのいかがわしいショップが二軒できた。程度の悪い品ばかり置かれているリサイクルショップも二軒。貴金属買い取の店は閑古鳥が鳴いていて、リサイクルショップはそれなりににぎわっている。その状況から、この街に住む者の所得環境がうかがい知れる。
それでも、オリジナルのパンが美味しいベーカリーとお煎餅、最中を手製で供する和菓子店など、行きつけの店はある。しかし、和菓子店は私より高齢の方がご主人で、後継者もおらず、いつまでもつのだろうかと心配である。
　

コメント 2

<p>　手で詰める最中は、実はきれいに隅々まで餡を詰めることができるかどうかが技量の分かれ目。それによって味ばかりか日持ちもちがいます。<br />
　きれいな飾りだけじゃなくて、ごく普通の日用使いのもののなかに、職人の仕事がある。「さびれた」商店街にだって、ちゃんとそういうお店がある。それがこの国の美点だと思います。すくなくとも、今までは。</p>
by にしざわ (2012-09-15 17:01) 

<p>＞にしざわさん</p>

<p>最中、煎餅のお店のご主人は、私のランニングコースでウォーキングをしていて、顔なじみです。お店で会うより、その公園で会う方が多いかもしれません。最近買っていないので、今週末はあそこの濡れ煎餅と最中だな（笑）。</p>
by HIRO1957X (2012-09-19 20:13)