写真日乗2012/12/27〜安倍第二次内閣2日目〜 [GXR + GXR MOUNT A12]
撮影:2012/12/27 東京・四谷
GXR + GXR MOUNT A12
Voigtländer SUPER WIDE HELIAR 15mm f4.5
昨日、首班に指名され、組閣を行った安倍第二次内閣、今日の最初の仕事は、拉致問題への対応だった。午前中、古屋拉致担当相が官邸に入って45分ほど打合せをしてることから、それはわかる。そして午後は、外務省の河相事務事案以下、幹部が大挙して入っている。当然、日中、日韓関係への対応を協議したのだろう。
こうしたことは、新聞紙上が日々報じる首相動静で明らかになっている。いま政治がどの政策分野を優先しているかがわかるわけだが、就任直後の会見で経済再生を強く訴えたのとは異なり、民主党政権が何もできなかった拉致問題と、こじらせてしまった隣国との関係を優先したのは、内閣として正しいスタートだといえる。
国は、経済がすべてではない。経済はむしろ民間に任せるべきで、政府が介入して経済が栄えた国はない。企業が自由に事業活動ができれば、雇用も増えて賃金も上がる。財政支出はそれほど増やさなくても、安倍総理のいうインフレ2%は実現できる。
それには規制改革が必要だが、霞ヶ関の長年、その分野で業界を指導してきた原局のノンキャリアが抵抗する。それをキャリアは見て見ぬ振りをする。それによってキャリアだけが偉くなれる仕組みができあがっているわけだ。いくら大臣が幹部職員に檄を飛ばしたところで促進されるものではないというのが規制改革なのである。
2012-12-30 17:51
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0