写真日乗2013/01/16〜夜明けは来ない〜 [GXR + GXR MOUNT A12]
撮影:2013/01/16 東京・日比谷
GXR + GXR MOUNT A12
Voigtländer SUPER WIDE HELIAR 15mm f4.5
週1回くらいの頻度で、朝食会がある。東京都心に午前7時過ぎに着くように自宅を出る。まだ自宅を出るときはもちろん、都心に着いても夜明け前である。
月曜日の雪が残り、まるで冷凍庫のような都心であるが、もう人々は動き出している。私のように週一度ではなく、毎日のようにこのくらい時間から働き始めている人は数多くいる。働かなければ生きてはいけないし、この時代、仕事は選べない。誰もがゆっくり暖かい布団のなかで寝ていたいところだろう。
そういえば、わが町に老人が多いが、朝から精を出して掃除をしたり、ゴミ出しをしている老人を見かけない。雨戸は固く閉じられている。年金暮らしの老人が惰眠を貪るなかで、現役世代が必死に働き、社会保障の財源を国庫に納める。これでは日本の夜明けは、いつまでたっても訪れない。
2013-01-16 21:52
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コメント(2)
<p> でも、それはこの季節ならではのことかもしれませんよ。</p>
<p> 朝が暗いこの時期は、6時台に走っているのは、場合によってはヘッドランプを付けているような、そのあと出勤しなければいけないひとたちばかり。お年寄りのみなさんは、少し明るくなった時間になると出てきます。<br />
だけどみなさん、夏ははやいですからね。</p>
<p> 明るくなったり暗くなったり。<br />
季節ごとに感覚がちがってあたりまえの時計に縛られるのは、勤め人だけ。ある意味、昼が長い時期にたくさんうごきまわり、夜が長い時期におとなしくなるというのはとても自然で、うらやましい気もします。</p>
by にしざわ (2013-01-22 07:49)
<p>例えば、夜が明けて、午前7時半になっても、わが家の前にあるごみ集積所にはネットがかけられていないことが多く、ときどき烏にあらされます。ネットをかけるのも、あらされた後の片づけをするのも本来は、自宅にずっといる当番の老人たちの役割なのですが、やってくれていないな。</p>
<p>私など仕事に出る直前で見つけると、かみさんに電話をして片付けさせますが、当番の家の老人は、それを知ってか知らずか、のんびり9時過ぎにごみを出しに来るようです。</p>
<p>やれやれ、ですよ。</p>
by HIRO1957X (2013-01-25 14:51)