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写真日乗2014/04/03〜カメラ会社よ、高みを目指せ〜 [Summilux 50mm f1.4 第一世代後期]

L1007396

撮影:2014/04/01  東京・丸ノ内
Leica M9-P Summiux-M 50mm f1.4 ASPH.

消費税率引き上げの4月を迎えて、さぞかし家電量販店は閑古鳥が鳴いているだろうと思いつつ、帰宅時に有楽町駅前のB社を覗いてみた。もちろんわたしの場合、デジタルカメラやレンズのコーナーしか立ち寄らないのだけれども、それなりに客は来ていて、メーカー派遣の販促員からいろいろ話を聴いていた。
案の定、緊急値下げなどの札もかかっている製品もあって、3%ほどの税率引き上げ分をカバーできる値付けになっているようだ。心理的に買いだめがしやすい物は日用品なのだが、1万円ほど余計に買い物してもたった3百円。タバコを吸う人には一箱の代金にもならない。
カメラやレンズなら、すこし良い物と考えると10万円は超える。それでも3千円なので、結局のところ、趣味性の強い高級なデジタルカメラの売り上げは、新製品の投入で、通年でならせば、それほど落ちないのではないか。
むしろ、デジカメの売り上げを落とすのは、センサーの性能がいまの設計では、限界に近づいているということだろうと思う。いまの単層のセンサーをどういじっても、光の取り込める量に限界はあり、画像処理エンジンなどを刷新した新モデルでも、飛躍的に性能が上がることはない。結局のところ、前モデルを使い続ける選択肢が最も合理的だということになるまいか。
カメラ会社は、いま消耗戦を繰り広げている感があり、新しい分野の研究開発につぎ込める資金がどれほど確保されているのだろうか。「カメラといえば日本」という世界なので、ニコン、キヤノンがリードし、さらなる高みを目指す開発をしてほしい。


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