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写真日乗2017/07/06〜またしても豪雨災害〜 [日記]

20170701_dsc2482
撮影:2017/07/01 於:大井川鐵道・新金谷駅
SONY α7RⅡ Carl Zeiss Sonnar T* FE 35mm f2.8 ZA

九州北部で記録的な大雨となっている。

福岡、大分両県を中心に降り続き、河川の氾濫や土砂崩れでかなりの被害が出ているようだ。孤立した集落も多いが、現時点では全容をつかみきれていない。雨が降り続いているために、救出、救援もままならない状態である。
今回も線状降水帯による集中豪雨である。梅雨末期は、豪雨はつきものだが、南からの湿った暖気と上空の比較的冷たい空気がぶつかって、発達した積乱雲が発生、それが降らせている雨だ。
地形的にも、福岡・佐賀の県境の脊振山地に南北から吹き込んだ湿った空気がぶつかって上昇したことが、長い時間、雨を降らせた原因だといわれている。この近辺で発生した積乱雲が西風に乗って、朝倉市上空に流れ続けたという地形的な要因も重なったわけだ。
そういえば、伊勢湾台風での豪雨は、やはり名古屋の北側の山地に湿った暖気がぶつかり上昇し、上空の寒気と反応して巨大な積乱雲を発生させたことによって起きたといわれている。
地震の予知には、活断層の存在を突き詰めるという作業が必要だが、集中豪雨の対策としても、地形的な面からその可能性を研究しておくことが必要だと思う。
地域気象は、そこに根ざした者による長期にわたる気象観測の体制がとられてはじめて把握できるが、現在の気象庁でそれはできているのだろうか。


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