2017/02 短歌作品「春へ」 [短歌]
2017/02/09 於・東京・新宿
Leica Q Summilux 28mm f1.7
悟空とクイーン斜向かいにある角まがり聞き覚えなき言語が刺さる
この町の在留届に記さるる百二十数カ国は何処
体脂肪燃やしてゆくに諸準備のひとつ身体を揺らしておきぬ
マドンナの歌声消えゆく五本目のサイドランジに床ぬらす汗
Go Shape, Make Bodyと次々にマシンは埋まり動きはじめる
観の目を保ちて静かに上体を起こすグリコの姿勢のままに
今日もまた海兵隊のメソッドによりて体幹鍛えておりぬ
麻央さんのブログ読みつつ乗りこめばエレベータに子ら騒がしく
雲なけれども星かがやかぬ駅頭にしばし天空見あげておりぬ
裏通りに星のいくつか見えはじめスマホをいじる男をかわす
無灯火の自転車飛ばす青白く顔照らされて死にゆくごとく
弓張はしずむ気配のなきままに丘のうえより団地を照らす
節分のよるは風止みあたたかく「福は内、福は内」と声しぼりだす
立春のあさ足下のカタバミは黄色き花弁しずかにひらく
ベランダの洗濯物のあいだよりのぞく笑顔に合格を知る
両の手でわれ丸つくり合図してわが子のことのように喜ぶ
丹田に意識あつめて力抜きゆるき坂道すいすいのぼる
梅咲けば春じんわりと感じたり前途曖昧なれどもはしる
写真日乗2017/02/11~40キロ走には邪魔なスマホ、音楽プレーヤー~ [日記]
撮影:2017/02/09 於:東京・新宿
Leica Q Summilux 28mm f1.7
3月12日の古河はなももマラソンに向けて、40キロ走を行った。先日書いたように、今回の40キロ走は、レース4週間前となるが、スピードアップは必要なく、淡々と走り続けることが課題だ。