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写真日乗2016/12/19~郵便ハガキの規定にびっくり~ [日記]

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撮影:2016/12/19 於:東京・神田
SONY α7RⅡ SONY Sonnar T* FE 55mm f1.8 ZA

この時期は誰しもが、年賀状に作成に勤しむが、私は片面が写真用の光沢紙を使い、自身の撮った写真を印刷した私製ハガキで出している。もちろんハガキと同じサイズのもので、厚みがあるわけでもない。郵便番号の記載欄と「年賀」という赤字を宛名面に印刷し52円切手を貼って、長年、出していたが、先日、同じ要領で作成した年賀状を郵便局の窓口に持ち込んだら、「郵便ハガキ、あるいはPOST CARDと宛名面中央上に印刷されていないので、受け取れない」と拒否された。

規定を調べると私製ハガキが52円の郵便料金で認められるには、かなり細かな規定があり、そのなかに「郵便ハガキ」あるいは「POST CARD」と表記しないとハガキとして認められないとのこと。表記がない場合は、最悪、第一種郵便物として扱われ、料金不足で戻ってきてしまう。
「そう書けば、何ミリかサイズが違っても大丈夫なのか」と聞いたら、郵便局員は答えられなかったが、私の使っている用紙は全く、官製ハガキと同じサイズのものである。「郵便ハガキ」あるいは「POST CARD」と表記すればサイズが異なっても許され、表記がなければ第一種郵便物とされるという規定自体がおかしいのは明らかである。
既に株式会社化した日本郵便が官製ハガキというものを売ること自体、誠に不思議だが、自社製品を使わせるための方便にしか思えない規定である。引退した小泉元総理に復活してもらい、再び郵政改革をしてもらいたい気分になった。
これでは、デザインに工夫を凝らして、郵便で年始の挨拶をしようとする者が減るばかりだ。私の友人はフォトグラファーが何人かいるが、官製の年賀ハガキなどで年賀状を送る者は少数派である。お気に入りの写真用紙をセレクトして、自身の撮った写真をプリントする。その際の決まり事として知っていなければ、魅力的な年賀状を出してはならないということだろうか。ならば、もっと周知すべきである。
だいたい郵便が、ここまで使われなくなったのは、その料金の高さである。ハガキが62円に値上げされるようだが、ますます使われなくなる郵便ハガキである。料金は据え置きになる年賀ハガキも、駅頭などでの販売や元旦の配達にアルバイトを雇い、相当のコストをかけてやっているようだが、元が取れないならば、通常のハガキも年賀状もやめてしまったらよろしい。
すべて70円で25グラム以内なら、どのようなものでも送るとした方が使う者が増えるのではないか。「年賀」と朱書きすれば、ちょっとしたものを70円で送れるようにする。もちろん大口は割引を用意すべし。そうした売る工夫をしないと、年賀状はじり貧になるばかりだと思う。


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