SSブログ

写真日乗2016/12/20~ミレニアム世代への期待~ [日記]

_dsc1038ver3
撮影:2016/12/19 於:東京・JR新橋駅前
SONY α7RⅡCral Zeiss Sonnar T* FE 55mm f1.8 ZA

このブログでは、家族などのことを書いてこなかったが、私には30代前半の二人の息子がいる。ともに紆余曲折はあったが、正規社員として企業で働いており、親としては一安心というところだ。1984年生まれと86年生まれだが、この世代を世のなかでは「ミレニアム世と呼ぶらしい。

ミレニアム、すなわち新世紀を迎え成長してきたということからだろうか。バブル崩壊は幼少期で、もし父親が金融破たんなどの影響を受けて失職していたら、かなり厳しい生活を余儀なくされていただろう。
当時はまだ、両親が働いて家計を維持する世帯が少なかったので、母親と過ごす時間が長かった世代でもある。わが家もその典型である。
1997年以降の金融危機の時代は、もう中学生くらいになっていたので、日本経済の行く末はわからないまでも、それほど明るい未来が待っているとは思わなくなっていたに違いない。 そしてミレニアム、高校から大学進学あたりに当たる時期だが、卒業時にはリーマンショックという大波に翻弄されたことになる。長男は工学部系であり、そのまま大学院に進んだので、就職活動に苦しむこともなかったが、次男はリーマンショックの余波がまだ残る時期での就職で、しかも大した大学でもなかったので苦労していた。
それから10年、アベノミクスで経済の好循環をと政府が企業への賃上げを促し、また働きすぎの是正などに取り組む姿勢を示すなかで、まだまだ旧来型の企業の仕組みのなかでもがいているというのが、このミレニアム世代なのではないかと思う。もちろん、海外志向が強く、MBAなどの学位を取って海外で働き、生活の基盤を海外に移してしまった者も多いに違いないが、日本国内に残ったミレニアム世代の働き次第でこの日本という国が沈滞から抜け出せるかもしれない。
そう期待して、経営者には、若い世代が自由に動け活躍できる組織づくりをぜひ考えてほしい。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。