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写真日乗2017/01/19~都市公園の有効活用~ [日記]

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撮影:2017/01/17 於:東京・明治神宮
SONY α7RⅡ Carl Zeiss Sonnar T* FE 35mm f2.8 ZA

東京都心のどこにでも、外国人観光客はいるものだが、先日、仕事で訪れた代々木では、代々木公園を集団で歩く中国人観光客に驚いた。

近くには、原宿や明治神宮など、初めて東京を訪れた観光客がやってくる名所があるわけだが、ただただ広く、冬枯れの代々木公園を歩いている中国人は、カップルや家族連れが多かったように思う。
そういえば、2002年に台湾に産業調査で出張した時、朝方、日課のランニングに出かけると、公園で太極拳をする大勢の高齢者たちに遭遇した。朝は貴重な時間であり、その時間を体調管理のために使うという点では、日本より10年くらい進んでいるように思った。
日本語の堪能なガイドさんに、「毎日集まっているんですかね、ご老人たちは?」と聞くと、「そうですよ。同居している息子、娘夫婦が気兼ねなくセックスできるように朝方、早々と家を出て、太極拳をしに行くんですよ」とびっくりする答えが返ってきた。
日本の都会の高齢者のうち、息子、娘と同居しているのはどのくらいの割合かはよく分からないけれど、家族のことを考えて、朝方、外出するなどという話は日本であまり聞いたことがない。むしろ、日本の高齢者は、かつてより朝早くから行動しなくなっているように思える。目覚めは早くても、寝床にてのんびりしながら、ラジオの放送でも聞いているのだろうか。
むしろ現役のサラリーマンの方が、朝活という名の下で、自己研鑽、体力増強に努めているように思う。 健康寿命は、例えば平均余命が80歳ほどの男性であれば、その7年ほど前、72、3歳でつきる。医療保険制度への持続可能性を高めるためには、60歳代から主体的に体調管理の努めてことが必要だが、公園で朝方、歩いたりラジオ体操をする姿が少ないのは気になる。
公園整備の財源は、国土交通省管轄だが、この際、厚生労働省、そして管理をする地方自治体とともに、ハード、ソフト両面から、都市公園の有効利用策を考えるべきである。


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