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写真日乗2017/02/21~コネランナーたちの東京マラソン~ [日記]

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撮影:2017/02/21 於:東京・銀座
Leica Q Summilux 28mm f1.7





次の日曜日は東京マラソンである。今回から新コースで、ゴールが東京駅前、行幸通りとなった。まさに私が日々、仕事で通うエリアが舞台となった。

私は、このエリアで37年近く働いてきた。ゆえに、新コースでの今年のレースにはぜひ参加したかった。しかし、抽選では予想通り、外れた。来年の東京マラソン開催の頃には、定年退職で、このエリアで仕事はしてはいない。現役の最後の年にここを走っておきたった。
公表、30数倍の抽選であり、当たる可能性はそもそも少ないのだが、実は東京マラソンに毎年必ず参加できている市民ランナーがいる。強力なコネを持つ者で、おそらく都庁の関係者ではないかと思う。
私は4回、東京に出場したが、抽選で当たり出場したのは1回のみだけ。2回が都庁のコネ、1回がテレビ局のコネをを使った。しかし今は、それは使えない。
都庁の2回は、私が東京マラソンの計画段階から、都庁担当者にいろいろアドバイスをしたために、第1回、2回と連続して招待を受けた。招待といっても出場料を払う一般ランラーだったが、まあこれは許されよう。
テレビ局のコネは、かなり厳しかったが、うちの組織もテレビ局も東京マラソンに深く関与していたために最終的に出場できた。しかし、それも今では、外部の厳しい目があるということで、絞り込んでいるようだ。
それでも毎年、出場し続けるランナーがいることは驚きである。どうやれば、あるいはどういうコネがあれば、毎年出られるのだろうか。使えるコネは、使うべしという考えなので、責めているわけではないが、今でもコネで走れるとは...。
タレントなら、このきついスポーツゆえ、マネージメント会社を通じて、「走りたい」と意思表示をすれば、番組の出演者として出られるのだろう。しかし、どこにでもいる市民ランナーが必ずスタートラインに立てるコネランナーが実際にいるのである。
走った本人には、守秘義務はあるのか。もちろん、本人が不用意に他言すれば、トラブルになるランナー仲間に走ったことを伝えられないだろうし、SNSなどにも、「毎年、走っています!」とは書けないだろう。それでフラストレーションは感じないだろうか。やはり感動は、仲間と共有したいものである。特にフルマラソンは、走った者だけが共有できる部分が多いので、コネランナーはものすごく損をしていると思う。
なぜ、毎年走っていることがわかるって? ランナーズアップデートで調べれば、かんたんである。


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