写真日乗2017/03/19〜走ることはリトマス試験紙〜

撮影：2017/03/19 於：横浜市・鶴見
Nikon D500 AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f2.8G

昨日のランニングで、足がほぐれ、疲労が少し抜けた感じがあったので、今日は17キロをゆっくりと走ってみた。

どこも痛くなるところはなかったが、ハムストリングの張りは相変わらず出ており、次のレースに向け、鍼治療を受けて来なければと思った。
鍼治療は、体調の悪い時にはできないもので、マラソン完走後もすぐに受けることは避けた方が良い。ある程度、身体のあちこちに自覚症状の出てくる１週間後くらいが治療開始の目処となる。来週の水曜日に予約をとっているので、その日がちょうど10日目、ちょうど良いだろう。
それにしても、マラソンを続けるにはお金がかかる。わが町の商店街の馴染みの和菓子屋の女将さんが、「ウエアとシューズだけあれば走れるから、安上がりじゃない」と昔は言っていたが、「鍼やマッサージなどに通うと１時間８千円だよ。それに筋トレのためにジムにも入っている」と話したらびっくりして、二度と屋煤上がりのスポーツだとは言わなくなった。
私の場合、鍼、マッサージなしでトレーニングを続けレースに出場することももはや不可能である。シューズも何種類か購入して履いては走り、その時々の身体の状態に合ったものを選んでいるので、履かずに放ってあるシューズも多く、本当に金食い虫のマラソンである。
それでも、癌などになることを考えたら、精神的、肉体的、そして経済的負担の苦しさは計り知れない。走っていれば癌にならないわけではないが、日々のランニングで、体調の変化はすぐに気づくことができる。
癌適齢期の私たち世代にとっては、ランニングはリトマス試験紙のようなものなのかもしれない。