写真日乗2017/06/14〜高温下のゲーム〜

撮影：2017/06/14 於：東京・銀座
Leica Q Summilux 28mm f1.7 ASPH.

テヘランでも、イスラム過激派によるテロが起きた。

イラク国内では試合ができないということで組まれたFIFAワールドカップ・アジア最終予選の日本vsイラクは、そのテヘランで行われた。日本が先取点を取るも守備の乱れから追いつかれ、1-1の引き分けに終わった。標高1,200m、気温は35度という過酷過ぎる条件下での試合だった。
暑さの中での試合だったが、治安に不安があるなかで、外出もままならない状態だったという。最悪の環境下、勝ち点を取って帰ってきたのだから、最悪の結果ではない。
これで勝ち点でいえばトップは守った。 サウジアラビアとオーストラリアが１差で続いており、予断は許されない。
８月末に行われる日本でのオーストラリアとの対戦が最大の山場となり、これに勝てばモスクワ大会の出場が決定するという状況に変わりはないが、高温下で行われたイラク戦で追いつかれたのは、いやな予感がする。
８月末の日本は、まだ酷暑の続く時期であり、テヘランのゲームと同様、涼しい気候に慣れきった欧州のクラブ在籍者のパフォーマンスの問題がまた出るのではないだろうか。
日本のJリーグにも、旬の選手はたくさんいる。これまでのシステムや実績に拘泥せず、欧州のチームで毎試合先発している選手とJリーグの選手の組み合わせでチーム編成をした方がよいように思う。ポイントは、動き続けることのできるフィットネスである。