写真日乗2017/06/15〜日常聴けるオーディオ〜

撮影：2017/06/14 於：東京・大手町
Leica Q Summilux 28mm f1.7 ASPH.

今日、明日で水戸への引っ越し第一弾を行う。今日夕方、横浜の自宅からトラックに積み、明日の午前中に水戸の家に搬入する。

こうしたやり方だと、少し料金が安くなるのだ。中一日おくと、さらに安くなる。
今回は、生活家電を新規購入、布団やカーテンなども新調しているので、あとは自宅で場所ふさぎとなっている、CDやLPをまとめて水戸に送り、あわせてメインのオーディオ機器も移すことにした。
私のオーディオ暦は、中学３年ごろからなので、かれこれ45年になる。ソニーのプリメインアンプにダイアトーンのスピーカー、デンオンのターンテーブル、トリオのチューナー、それにケンウッドのカセットデッキを高校３年までの間に順次そろえた。その当時のLPがまだあって、しっかりクリーニングをし、静電気を除去すれば、十分、鑑賞に堪えられるレベルだ、ゆえに、デジタル化されたこの世界にあっても、LPのメディアとしての優秀さは特筆できるものだと思う。
昨日は、あえてCDではなくLPのセッティングを行ったが、全く鳴らない。部屋が今までより広く、家具が置かれていないこともあるが、これまでを75点とすれば、40点にもならない。音が吸収されやすい壁の構造になっているのかもしれないが、機器のセッティングも電気系統もまだまだつめ切れておらず、基本に立ち返り、じっくりと音づくりをしていくことが求められそうだ。
LPに限らずCDでも近年、ディスクが静電気を帯びると音質が悪化することが分かってきた、愛用の静電気除去ブラシが１本あるのだが、素材はどんどん新しいものが出てきており、効果のありそうなものをそろえて比較してみたい。専用のオーディをルームをつくることはしないつもりなので、生活空間に溶け込んだ、日常的に音楽が聴ける配置にしたい。