写真日乗2017/08/05〜何事もなかったように〜

撮影：2017/08/04 於：水戸市・偕楽園公園
SONY RX100Ⅲ

昨晩の花火大会は、千波湖上から打ち上げられた。

陸上自衛隊の勝田駐屯地から運ばれた92式浮橋（ふきょう）からだ。その設置の動画はYOUTUBEにあるが、水上に滑らせて浮かべられ、そのすぐあとに自動で拡がり、橋になる優れもの。今回はその現場を見ていないが、今朝、７時過ぎにランニングで千波湖畔に行ったら、もう跡形もなかった。ゴミもほとんど落ちておらず、一晩で何事もなかったように片付けてしまう日本人は、やはりすごいのだろう。
終わったのは21時前だったが、撤収もあっという間にしてしまったのだろう。自衛隊の役割は、いろいろあるものだ。
今朝も北風だが、昨日に比べるとかなり蒸し暑く感じられる。ランニング終盤に、陽も出てきて、気温も一気に上がってきた。台風も接近してきており、来週の日本列島は、台風の運んでくる暖気に包まれてしまうのだろう。
ランニングのあと、シャワーを浴びすぐに出向いたのが、JA水戸の農産物直売所「つちっこ河和田」である。車で数分のところにある。収穫したばかりの野菜が何種類も置いてある、野菜好きの私にとっては、夢のような空間である。
水戸に来て、地元の人は、さぞかし自宅で野菜づくりに励んでいることだろうと思っていたが、一所懸命やっている家は、それほど多くない。車で行けば、安くて新鮮な野菜が簡単に手に入るのだから、自宅でつくる必要がないのかもしれない。
もちろん私は、庭の小さな空間でつくろうと画策しているが、まずは農家さんがつくった本物の水戸の野菜の味を舌に覚えこませることがまず必要だと思った。
購入したとうもろこし、ナス、かぼちゃ、トマト、アスパラガス、いずれも新鮮で美味。これらに蕎麦と瓜の漬物をあわせて買って1,700円ほど。この味を越える野菜をはたして私につくれるのだろうか。