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写真日乗2017/08/07~民進党代表へ、その1~ [日記]

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撮影:2017/08/04 於:水戸・好文橋
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民進党の代表選挙が、9月1日に行われる。

第一次安倍内閣の自滅で政権を取ったのは、2009年8月のこと。その前月、7月の衆議院総選挙で308の議席を得たのが民主党だった。その数は1回の選挙で得た議員数でいうと史上最高、比例区で得た得票数も2,984万票と、空前絶後の大勝利だった。
その後、稚拙な政権運営で失政続き、その3年間は「失われた3年」と呼ばれ、日本の経済の停滞のみならず、社会の混乱を招いた。その失政もあって、民主党は次々と選挙で敗北し、勢力挽回のために与党共闘への走り、最近では共産党とも組んで選挙を戦っている。民主主義と共産主義は相容れないものにも係わらずだ。
民主党に維新の党が合流して、昨年の3月に民進党となったが、政権をつい最近取った党が生き残りのために党名すら変えてしまわなければならないところまで追い込まれているわけだ。
現在の衆議院での勢力は、自民党の310に対して、民進党は無所属クラブを含め94と、3分の1以下でしかない。その代表戦に前原誠司元外相が立候補するという。松下政経塾出身ながらも、落ち着いた政治行動をする政治家として、また民主党の中では、右寄りの政治思想を持つ政治家として期待をしてきたが、2011年の民主党代表選以来の代表選出馬である。
しかし今、彼を慕ってまとまり、安倍政権打倒にともに戦う政治家が、どれほどの数いるのだろうか。一匹狼的な頭の良い政治家という印象が、私にはある。政治通の仲間内では、民主党政権時代の大臣として、評価できないという者の方が多い。取り巻きとしか情報を共有しないということらしい。
フランスでは、マクロン新大統領が率いる新党が総選挙で圧勝したが、次の民進党の代表の役目が政権を担えるだけの議席数を来年秋までに行われる衆議院総選挙で得ることだとすれば、前原氏には少し荷が重すぎる。


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