写真日乗2017/08/08~民進党代表選挙へ、その2~ [日記]
昨日は、前原誠司元外相のことを書いたが、今日は細野豪志元環境相のことを書かなければならなくなった。
その理由は、細野氏が今日、民進党に離党届を出したからだ。「まずは一人で」ということだが、「新しい政権政党をつくるために」ということだ。それはとりもなおさず、追随する者がいないということである。昨日書いた、前原氏とは、外から見ていると同じような政治信条を持っているようにも思えるが、前原氏が党に残り代表戦に出馬し、細野氏が一人離党する。その状況をどう解すれば良いのか。
各々、それぞれの政治信条に従い行動するのが政治家であるが、政権を取るには、同志が必要である。「日本ファーストの会」という政党が旗揚げするということだが、ご存じの「都民ファースト」は、東京都知事の都政改革のためにつくった地域政党であり、その名前だけを借りて、ブームを起こそうという魂胆は、見え透いている。その政党との「連携は白紙」という細野氏が新たな政党を立ち上げ、それなりの数の候補者を来年秋までに確保できるかといえば、なかなか難しいのではないだろうか。
細野氏も、私の期待していた政治家であるが、これまでは優柔不断なところがあった。その彼が2014年1月の民主党代表選に出て、今回、民進党を飛び出した。
離党の理由として、「共産党との共闘は私の信念に反する」ということをあげていたが、それは、民進党の代表戦に立候補することを決めた前原氏と同じベクトルの考え方である。なぜ、前原氏と組んで、新しい民進党づくりに邁進しないのか、はなはだ疑問である。
2017-08-14 18:24
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